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ペーパーブランクス / Paperblanks


ボタニカル・ガーデン
ウッドランド・デイジー
(ミニフォーマット/横罫)


細密なイラストは、19世紀に活躍した植物画家の手によるもの。
学術目的で描かれた作品は、通常の絵画とは異なる雰囲気を湛えています。
精緻で美しい博物図譜の世界を、気軽に楽しめるシリーズです。

  • ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
  • カバー : ハードカバー ゴムバンド付き
  • サイズ : ミニ 95×140mm 176ページ
  • 紙面 : 横罫
  • 販売価格(税込) : 1,980 円

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「ボタニカル・ガーデン」について

ボタニカル・ガーデン イメージ 19世紀頃、カラー写真が普及する以前。
科学者達は、園芸家や植物画家と協力し、動植物を記録していました。
まるで写真のように、精密かつ正確に描かれたイラスト。
その多くは、水彩を用いて描かれたものです。

「ボタニカル・ガーデン」で、デザインに用いられている4点の作品。
これらを描いたのは、著名な植物画家のジョセフ・パクストンとH.G.ムーン。
特に、ジョセフ・パクストンは、造園家、建築家、政治家でもあった多才な人物。
第一回ロンドン万国博覧会(1851年)で、クリスタル・パレスを建設したことでも知られています。

学術的見地から、正確に描写することを目的として描かれたこれらの作品。
通常の絵画や写真とは異なる、独特の存在感が感じられます。
最近、静かな人気の「博物図譜」を、手軽に楽しむことができるシリーズです。

「ミニフォーマット」ってどのくらいの大きさ?

ボタニカル・ガーデン サイズ比較 ミニフォーマットのサイズは、95×140mm。 これはほぼA6版の大きさです。

サイズのイメージとしては、文庫本をハードカバーにしたような印象。
携帯性に富み、日常を記録するメモや、ダイアリーを補完するサブノートといった用途にも適しています。

(写真で、商品左のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)

上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル

ボタニカル・ガーデン 概観 製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。

※ スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、ここで採用している製本スタイルを、一世紀前に糸綴じ製本機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。

裏表紙にはフリーポケット

ボタニカル・ガーデン ポケット 裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。

(※写真は、ウッドランド・デイジーのものです。)

風合いのある美しい用紙

ボタニカル・ガーデン 用紙 本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。

美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。

比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。

※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。

(※写真は、ウッドランド・デイジーのものです。)

ブランド「Paperblanks」について

ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。

ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。

また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。