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ペーパーブランクスに万年筆で書いてみよう! 〔No.001-3〕
/ 色彩雫「冬将軍」「天色」「稲穂」
/ 他のノートとの比較テスト <裏面>



ペーパーブランクスと比較するノートは


今回、比較を含め、取り上げるのは以下のノート。

  • ペーパーブランクス  (⇒ 商品ページはこちら)
  • コクヨ キャンパスノート
  • ミドリ/デザインフィル MDノート
  • ライフ ノーブルノート
  • 満寿屋 MONOKAKI
  • モレスキン

キャンパスノートは、恐らく誰もが使ったことがあるであろう、大学ノートの超定番。
また、モレスキンは、国内外でファンの多い高級ノート。
ただし、万年筆との相性は、あまり良くないとの評価が一般的です。
それ以外の、MDノート、ノーブルノート、MONOKAKIは、いずれも万年筆を意識した高品質なノートです。

また、用紙の色に関しては、ノーブルノートとMONOKAKIが薄いクリーム色。
MDノートとモレスキンが、生成りのようなさらに薄いクリーム色。
キャンパスノートとペーパーブランクスが白色、という感じです。
(※インクの裏透け、裏抜け等を分かりやすくするため、少し暗めの画像を掲載しています。)



裏面を比較してみましょう


筆記面では、各ノートの差があまり出ませんでしたが、裏面では、はっきり差が出てきました。

今回テストしたインクにおいて、「裏抜け」が著しいのはモレスキン。
正直言って、裏面での筆記に支障を来すほどの、「裏抜け」です。

次に、「裏抜け」は見られないものの、「裏透け」が比較的目に付くのが、キャンパスノートとMONOKAKI。

ノーブルノートについては、「裏抜け」は無く、基本的には「裏透け」も少な目です。
ただし、クリーム色の用紙のせいか、インクが彩度の高い青色である「天色」の場合は、「裏透け」が少し目立っています。
また、MDノートについては、ノーブルノートとキャンパスノート、MONOKAKIとの中間程度という印象です。

そして、ペーパーブランクスについては、「裏透け」は今回比較した中でも最も目立たない部類。
所々見られる、点状の薄い「裏抜け」が惜しまれるところです。

また、インク毎の違いとしては、「天色」の「裏透け」が他のインクより目立つ印象です。

※ 以降の画像は、全てクリックすると拡大します。



 ペーパーブランクス × 冬将軍 <筆記面>
ペーパーブランクス 万年筆

 キャンパスノート × 冬将軍 <筆記面>
 万年筆

 MDノート × 冬将軍 <筆記面>
 万年筆

 ノーブルノート × 冬将軍 <筆記面>
 万年筆

 MONOKAKI × 冬将軍 <筆記面>
 万年筆

 モレスキン × 冬将軍 <筆記面>
 万年筆



 ペーパーブランクス × 天色 <筆記面>
ペーパーブランクス 万年筆

 キャンパスノート × 天色 <筆記面>
 万年筆

 MDノート × 天色 <筆記面>
 万年筆

 ノーブルノート × 天色 <筆記面>
 万年筆

 MONOKAKI × 天色 <筆記面>
 万年筆

 モレスキン × 天色 <筆記面>
 万年筆



 ペーパーブランクス × 稲穂 <筆記面>
ペーパーブランクス 万年筆

 キャンパスノート × 稲穂 <筆記面>
 万年筆

 MDノート × 稲穂 <筆記面>
 万年筆

 ノーブルノート × 稲穂 <筆記面>
 万年筆

 MONOKAKI × 稲穂 <筆記面>
 万年筆

 モレスキン × 稲穂 <筆記面>
 万年筆



全体の印象


残念ながらモレスキンについては、今回使用したインクでの筆記は、向かないかも知れません。
一方、ノーブルノートは、「稲穂」の「裏透け」を除き、全般的にかなり良好。
他のノートについては、使う側が「裏透け」「裏抜け」をどの程度気にするか次第、かと思います。

また、今回は国産インクの色彩雫でテストしましたので、次回は海外メーカーのインクを使ってみようと思います。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。



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