ファーバーカステル ／ Faber-Castell

カラーリングと軸の模様が美しい一本

ペアーウッドやステンレススチールなど、軸の素材感を楽しむことが多い、アンビションシリーズ。
このモデルでは、軸に施された模様とカラーリングが、デザインの特徴となっています。

そもそも「オプアート」とは、目の錯覚によって、図柄が浮き上がったり動いたりして見える、視覚効果のあるアートのこと。
軸には、直線と波線の溝が交互に刻まれ、そこにターメリックイエローがカラーリングされるという、手の込んだ仕上げとなっています。

このペンでは、さすがに錯視のような大きな視覚効果はありませんが、それでも、繊細に施された美しい模様は、なかなか見ごたえがあります。
グレイッシュなカラーと合わせ、繊細でソフトな印象の仕上がりとなっています。

モダンとエレガントが融合したフォルム

アンビションシリーズの特徴とも言える、直線を基調とした、スッキリとしたフォルム。
クロームコーティングされたメタルパーツは、美しく造形され、クリップの曲線部分に、僅かにクラシカルな雰囲気を醸し出しています。

モダンな造形でありながら、素っ気ない印象ではなく、エレガントさを漂わせながら、甘過ぎない。
非常にバランスのとれたデザインです。

また、上部のメタルパーツの側面には、ファーバーカステルのロゴとマークが刻印。
ポケットを傷めにくい、スプリング内蔵クリップを採用するなど、細かな所にも高級感を感じさせます。

アンビションのサイズイメージ

本商品のサイズイメージは、写真（写真中央）の通り。
軸の太さは、割と標準的。長さは、少し長めと言ったところでしょうか。

サイズの比較用で並べてあるのは、一番左は、パイロット　「Dr. Grip Full Black （ドクターグリップ　フル　ブラック）」。
一番右は、三菱鉛筆　「JETSTREAM （ジェットストリーム）」、となります。

サービスリフィルが付属

このペンは、ヨーロッパ仕様のため、アルファベットの筆記に適した「Bリフィル」（太字タイプ）がセットされています。
しかし、漢字等の細かな文字が多い日本語では、一般的に細めのリフィルの方が使いやすい、と言われています。

このため、このペンでは、サービスリフィルとして「Mリフィル」（中字タイプ）が、1本付属。
「Bリフィル」と「Mリフィル」を、お好みにより、交換してご使用いただけるようになっています。

Faber-Castel ／ ファーバーカステル について

最高級の筆記具、画材メーカーとして知られるファーバーカステルが、事業を開始したのは1761年。
家具職人だったカスパー・ファーバーがドイツ、ニュルンベルク郊外で、鉛筆の製造を開始したところから始まります。

また、現在、鉛筆といって頭に浮かぶ、六角形の軸や、鉛筆の長さや太さ、硬さの基準は、4代目の経営者、ローター・ファーバーによって作られたものです。
1905年には、高級鉛筆として現在も愛され続けている、「カステル9000番」が発売。
ファーバーカステルの鉛筆は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホや、ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド、 「ブリキの太鼓」で有名なギュンター・グラスなど、世界的な芸術家から支持されています。

また、より高級で高品質なブランドの「Graf von Faber-Castel ／ ファーバーカステル伯爵コレクション）」では、 2003年以降、毎年、限定生産の最高級万年筆「ペン・オブ・ザ・イヤー」を発表。
希少な天然素材や、熟練の伝統技術から作り出された最高級のモデルは、世界中のファンを楽しませています。