マーブル紙とコッカレル・アンド・サン製本所について
そもそもマーブル紙とは、紙染めの手法の一つ、マーブリングという手法で作られた紙のこと。
特殊な液体上に絵の具をたらし、液体表面に作った模様を紙に写し取ることで、模様を作っています。
身近なところでは、ラテアートの作り方と似ているかも知れません。
従来の伝統的手法では、非常に手間のかかっていたマーブル紙の製作。
それに対し、サンディ・コッカレルは、手早く大量に生産する方法を開発。
この手法によりコッカレル・アンド・サンは、現在までマーブル紙で広く知られる製本所となっています。
また、この手法を開発したサンディ・コッカレルは、後に大英帝国勲章とケンブリッジ大学の名誉博士号を授与されています。
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
(※画像は、ルベド ミディフォーマットのものです。)
ブランド「Paperblanks」について
ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。










